4年ぶりの長崎くんちを堪能してきました!

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長崎市民はもちろん、くんちファンの全国の皆さんは、待ちに待った、4年ぶりの開催となった、長崎くんち。

長崎の氏神・鎮西大社 諏訪神社の秋季大祭で毎年10月7日から三日間開催されます。

始まりは、1634年に、2人の遊女が諏訪神社前に、謡曲「娘舞」を奉納したことからだそう。

380年以上の伝統を誇る、大迫力の長崎ならではの奉納踊は、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。

奉納踊を観覧できる場所は、踊り場がある諏訪神社、御旅所、八坂神社、中央公園。街中で見られる、庭先回り。

今回は、御旅所で観覧してきました!

くんち2023①
9:10から始まるので、混雑をさけて早めの8:20に到着。出店はまだ準備中でした。普段車が通る広い道路を歩き放題です!
くんち2023②
御旅所の席に到着。奉納踊りが始まる前に、掛け声の練習をします。みなさんが心待ちにしていたのが、わかるほどの大きな声でばっちり! 準備万端!

【桶屋町】

くんち2023③
清めの舞の本踊ではじまりました。見惚れるほどのしなやかな動き。踊り子は神官と巫女に扮しています。
くんち2023④
子供達の可愛らしい舞もみれました。

【船大工町】

くんち2023⑤
川船の見所のひとつに、船頭の網打ちがあります。8歳の男の子が、堂々とした姿で見事に成功。
川船
ふたつ目の見どころは、重さ2トンの川船を、右に左に回転させる舟回し。激流を進む様子を表しています。迫力満点です!

【栄町】

栄町
独特な表情と動きの阿蘭陀漫才は、見物客を魅了します。とても華やかな衣装の子供達の舞から始まりました。
阿蘭陀漫才
青の衣装にうちわを手にした「万歳」。橙色の衣装をまとい鼓を持っている「才蔵」といいます。

【本石灰町】

御朱印船
御朱印船は今回、1番の重さの5トン! 舟回しの時には、石畳を擦る低い音が響き渡り、見物客の「ヨイヤー」の掛け声にも力が入ります。
貿易商の荒木宗太郎が、ベトナムの王女で妻のアニオー姫とともに長崎に戻ってきたときを再現しており、10年ぶりとなりました。

【丸山町】

本踊
長崎検番の芸妓衆による玄人の本踊を奉納しました。
本踊
長崎検番発祥の踊り「浮かれ唐人」を、披露し、花街だった丸山で唐人が芸者と戯れる様子を表現。

【万屋町】

納屋
トリを務めたのは、鯨の潮吹き。船頭船、納屋、鯨で構成され、我が国の古式捕鯨の様子を表現しています。こちらはお囃子を奏でる納屋。子供達が乗っています。
鯨の潮吹き
囃子に合わせた「ヨッシリヨイサ」のかけ声とともに、18人の根曳が、野生のセミ鯨を引き回し、大海原で豪快に泳ぐ姿を表現しています。重さは2トンで、中に人が入って操作をして噴き上がる潮は、5メートル以上なんだとか。

よりもっとくんちを楽しむための、お部屋を集めました!